環境省不法投棄ホットライン 御中

件名:農地法及び産業廃棄物処理法違反を訴えます(2):2005.06.26


向暑のみぎり 時下ますますご清栄の段お喜び申し上げます。

古明地 光久 と申します。独立行政法人:産業技術総合研究所において、環境化学を専門としていました。

廃車、鉄くず等の不法投棄が行われています。
地域住民は、異端者になることを懼れて、その状況を通報することができません。また、行政は、地域住民の利益よりも、違法行為者及びその支援者の利益を優先する傾向があり、公共性を考えません。

このように、地域エゴが充満している社会においては、自浄作用は全く望むことができません。

農村環境や地球環境の保全の大切さを考える時、現状の継続は、大きな国家的不利益を生じさせ根源となるものと思います。

以上により、第二回目の訴えを行います。

なお、同じような趣旨の訴え(第一回目)を、環境省不法投棄ホットライン(件名:農地法及び産業廃棄物処理法違反を訴えます(1):2005.04.21)へ行いましたが、県の対応は全く違法なものでした。

山梨県の行政による、違法な行政行為を憂慮します。

以下に、簡単な説明と低画質の写真を示します。詳細(高画質の写真を含む)は、次のURL

http://www2s.biglobe.ne.jp/~komeijim/kai10_03_nouson_kouhai_01.html

に掲載してありますので、ご覧いただければ幸いです。



以下に示す画像は、山梨市牧丘町の狭い範囲内での荒廃した農村風景である。これらの風景には、複数の重大な法律違反が含まれる。しかし、山梨県の行政は、これらに対して、「法律違反である!」と、決め付けることができないのである。何故ならば、今回の事件が示す如く、行政自身が法律を犯し、指導を行う資格を、自ら放棄してしまったからである。

さて、山梨県のような超封建的・閉鎖的「巻き添え社会」においては、行政という権威?を笠にきて、県民を愚弄・圧迫・服従・沈黙させることができるかも知れない。確かにそのとおりである。たとえば、不法投棄が身の回りに起きたとしても、決して通報することはしない。村八分になってしまうからである。また、行政はと言えば、住民よりももっと始末が悪い。何故ならば、行政は、超封建的・閉鎖的「巻き添え社会」の頂点に位置するからである。このように、「住民は何もできない、また行政は住民のためには何もしない」という社会においては、以下の画像に示す農村環境が出現する。


2005年4月8日
2005年6月20日
2005年4月15日
2005年4月15日
2005年4月15日
2005年4月15日
2005年4月15日
2005年6月24日
殺菌剤・ボルドー液(硫酸銅と生石灰の混合物)の渓流への垂れ流し:強い殺菌作用を示す硫酸銅には、次の障害が指摘されている。化学物質安全性(ハザード)評価シートより抜粋:

(1) ヒトにおいて、眼、皮膚、呼吸器に対して強い刺激性がみられ、慢性影響として鼻中隔潰瘍、貧血、肺、肝臓への影響が報告されている。
(2) 実験動物で肝臓、腎臓、骨髄及び脾臓の造血細胞への影響がみられている。
(3) 変異原性・遺伝毒性in vitro(試験管内培養) in vivo (生体内)とも陽性である。
(4) 銅は胎盤を通過することが知られており、本物質は実験動物で奇形を誘発する。
(5) 水圏環境生物に対する急性毒性及び慢性毒性は非常に強い。
(6) 化学物質管理促進法の第一種指定化学物質(銅水溶性塩のこと)に指定されており、排出量の管理が必要である。




ご多忙のところ、誠にありがとうございました。
2005.06.26 古明地 光久


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