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旧郷社
延喜式内社
草 岡 神 社
手水舎は拝殿に行く前に、手を洗い口をすすいで心身を清める所です。
草岡神社(の手水舎(
当神社の祭神は大己貴命(です。
御鎮座の年代は定かでないが、社伝には景行天皇40年(110)、日本武尊の東征の際、守護社として勧請されたと伝えられています。
平安時代には清和天皇貞観9年(867)に正四位の位を授かると共に、寛治6年(1092)堀河天皇の勅願により玉依姫命を祀る下賀茂社(京都)に寄進され社領として下村加茂神社が中心とする倉垣庄内に22の末社が勧請され氏神として合祀され祭政一致が行われた。承応2年(1653年)の奥書『越中國式内等旧社記(前田侯爵家の蔵本が底本:現在最古)』には草岡神社(古明神村加茂社)が”旧社”であることを伝えています。
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手水舎(は鳥居をくぐり、参拝する前の準備場所です。参拝に先立ち、身も心も清める場所ですが当神社には”湧き水”が無く形ばかりの手水舎で、普段の参拝者に大変心苦しき思っております。現在地に社地が移転したのは天保11年(1840)です。それまでは海老江浜開寄(東方)の字浜田にあったようです。当時の古明神村の利便性で社殿を造営したが湧き水が無く、旧社地には湧水があり御手洗水(として祭礼・神事に利用していたと社伝にあります。現在その地の湧き水場所は知る余地もありません。『草岡神社史より』
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【手水作法について。】
まず、右手で柄杓を持ち、水をくんで、その水を左手にそそいで左手を清めます。ついで、柄杓を左手に持ち換え、同じように右手を清めます。そして最後に、また柄杓を右手に持ち換え、水を汲み、その水を左の掌に受け、その水で口をすすぎます(柄杓に口をつけて飲むのは誤りです)。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手にかけます。 最後に水を
入れた柄杓を立て、柄に水を流してからひしゃく置きに伏せて置きます。
又、手水奉仕を受けるときの作法は、まず両手で水を受けて、両手を清めます。 次にもう一度両手に水を受けて、その水で口をすすぎます。そして、さらに両手で水を受けて、再び両手を清めます。 最後に拭紙(ぬぐいがみ)で口を拭ってから手を拭います。
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