外科的矯正治療=手術を併用して不正咬合を治す方法

 顎の骨の大きさや位置関係からズレている場合、外科手術を併用することによって、不正咬合(上顎前突症、下顎前突症、顎偏位)を治そうという治療法があります。

 口の中から手術をしますので、顔の表面に傷は残りません。おそらく誰にもわかりません。(そのぐらい自然な感じです。)

 医療としては、噛めない状態を改善するのが目的であり、(副次的に顔が正常な方向に変化しますが、)美容整形とは違い、健康保険が適用されます。よって、健康保険適用前まで200万円ぐらいかかっていた治療費が3分の1ぐらいで済むようになりました。また、医療費控除も適用されますから、総治療費としてはかなり安くなります。

 外科手術を併用しますので、その手術のリスク(危険性)は全くゼロとは言い切れませんが、本当に噛める状態を知りたければ(また容姿を気にされているのであれば)、リスクと治療効果を天秤にかけて患者さん自身で決めてください。我々歯科矯正医は歯科口腔外科医と協力してその手助けをするまでです。一番重要なのは、「治そう!」と考える患者さん本人の意志です。

症例      
骨格性上顎前突症

症例1:

症例2:

骨格性反対咬合 症例3:
顎偏位症例 症例4:

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