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たった1度の出会いであった。
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1971.9.26
平木田 Photo by K.Watanabe.
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羽越本線のD51と一口に言っても、たくさん撮影する機会があったものもいれば、たった1度しかおめにかかれなかったものもある。D51142は、後者の方で、撮影した4ヶ月後には、早々に廃車になってしまった。142は汽笛の音が特異で、ほとんど三室のようなカン高い音だった。
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39679(右)とD51142の廃車体(左)。新津の9600も、この春に姿を消した。
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1972.3.15 新津 Photo by K.Watanabe
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142の現役撮影は一回で終わった。廃車は1月31日付だが、現物は3月にまだ新津にいた。なお、これを運ぶ39679はこの後すぐ4月に名寄に渡り、その後追分で国鉄SL最後の時まで働いたのでご存知の方も多いと思う。 |
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D51142の廃車体。ナンバーはペンキ書き、煙突には蓋がしてあった。
吹雪の中、いっそう冷え冷えとして見えた。
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1972.315
新津 Photo by K.Watanabe
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