新津機関区
1973.8.20 廃車。保管
秋田県 横手市に保存。

新津機関区に憩う酒田時代のD51270

1970.8    新津機関区     Photo by K.Watanabe.

D51270は、D51260と同じく、1971年に酒田から新津に転属してきた。この写真はまだ酒田時代のもの。いつも思うのだが、シールドビームでない前灯はSLに似合うと思う。(メンテナンスは大変だろうが・・・)
酒田時代はあまり見なかったが、新津に来てからはポピュラーなカマの仲間入りした。
羽越本線無煙化後も一年近く新津に置かれたままになっていたが、幸いなことに保存された。

金塚を発車。秋田行839列車を引くD51270。

1972.4.16    金塚     Photo by K.Watanabe

新津から村上まではひたすら田園地帯を走るが、僅かであるが起伏のある箇所もある。
金塚を出発すると10パーミル足らずだが登りとなり、結構絵や音になった。

夜明け前の一時の休息。機関車の息づかいが聞こえてくるようだ。

1971.12.20    新発田     Photo by K.Watanabe

米坂線へ向かう日、夜明け前の新発田駅で接続する青森行833列車を待っていると、ホームの向側で貨物列車が待機しているのが見えた。時間を気にしながらのバルブ撮影。ナンバーは現像後270とわかった。

三面川鉄橋直前の大カーブを登る秋田行837列車。

1972.4.23    村上-間島     Photo by K.Watanabe

村上と間島の間は交直切換のデッドセクション設置区間のため電化工事着手が遅く、電化開業半年前でも架線のない条件で撮影できた。
ところで羽越電化後約30年を経過し、旅客列車の大半は電車化されたが、未だに村上酒田間の各停列車は気動車である。デッドセクションの存在が理由であることは想像に難くない。

いかにも本線貨物にふさわしい長大な貨物列車が行く。

1972.4.30    加治−新発田     Photo by K.Watanabe

加治川橋梁めざして力行する上り貨物。架線工事もほとんど完成した。相変わらず春闘の落書を消した跡が煙室扉に見える。

 

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羽越本線のD51
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