酒田機関区
1972.6.6
直方へ転属。
1973.3.14
廃車 解体
新津に留置されていた頃
1972.2.6
新津 Photo by K.Watanabe.
無煙化が近かったせいか、電化数年前からは他局からのD51の転入はあまりなかった。D51315は、秋田からやってきたカマだった。他局からの転入とはいえ、同じ羽越本線ではたらいていて酒田機関区でも顔なじみだったはずである。ところがどうしたことか、新津でロッドをしばられたまま放置された姿は見たことがあるが、火が入って動いた姿を見かけることは一度もなかった。
同じケースは、やはり秋田から新津に転入したD51725にもあった。ギースルエゼクターがきらわれたのだろうか。
1972年の6月に、新津機関区で煙室扉が真っ赤に錆びた姿を見かけたのを最後に、遠く九州へ転属していった。その後、鉄道ファン誌(1973年5月号)に直方の区名をいれて活躍する姿が載っていた。煙突は取り替えてあった。
酒田のカマとして動いたことがあるのか、いまだにわからない。
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羽越本線のD51
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