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新津駅に到着した
D51330の引く羽越本線の貨物列車
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1972.5.20
新津
Photo by K.Watanabe.
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新潟管内に古くからいたD51は、好ましい姿を保っているものが多かった。逆にいえば、よそから転属してきたものがすぐにそれとわかった。
D51330は、秋田からやってきたカマで、大型前照灯の横にシールドビームが付いている。同じく秋田からやってきたD51421や、弘前からやってきたD511006も同じ顔をしていた。秋田局の特徴かも知れない。
上の写真は、C571のお召し列車撮影の帰路に撮影したもの。 |
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当時の春闘期間中は、きれいな機関車がなかなか撮れなかった。
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1972.4.23
平木田 Photo by K.Watanabe
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1970年代は、労使紛争の激しいときでもあった。春闘の時期になると、機関車、客車を問わず、車両のいたるところにスローガンが書きなぐってあった。
上の写真と下の写真は同じ日に撮ったものだが、煙室扉とテンダ側面がご覧のようになっている。当時の国鉄の春闘は、順法闘争で多くの利用者を泣かせたが、また鉄道ファン泣かせでも合った。DD15のトップナンバーも今となっては貴重品。 |
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春闘最中、すさまじい"化粧"をしたD51330
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1972.4.23 村上
Photo by K.Watanabe
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前の写真と同じ日に撮影したもの。機関区の良心からか、または反対派の妨害か、スローガンは塗りつぶされているがご覧のとおり。 |
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坂町で D51330とすれ違った
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1972.6.25 坂町
Photo by K.Watanabe
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羽越最後の夏には落書きもなくなった。この頃になると架線もほとんど張り終わり、SL時代の終焉を予想させる景色になった。 |
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