新津機関区
1973.08.10 廃車 解体

煙室扉に春闘の名残をとどめるD511049

1972.7.16     新発田     Photo by M.Watanabe.

 D511049も撮影の機会が多かった機関車の一つだ。これも新津暮らしの長いカマだった。
羽越電化後も煙の絶えた新津機関区で眠りつづけ、69652、D51270、324、1060、1107とともに、新潟鉄道管理局の最後蒸気機関車になった。これらの機関車は検査期間が残っていたので予備機になっていたのだろうが、他線区へ転属していった機関車とどこが違っていたのかはわからない。
特にD511049は、北海道へ転属するのが決まっていたらしいのだが、どういう理由か渡道することなく一生を終えた。

サイドの白線も鮮やかなD511049

1972.2.6     坂町     Photo by K.Watanabe

お馴染みの坂町のサイドビュー。はさ木はその後切り倒されてなくなった。田んぼもない。新津のランボードの白線はよく目立つ。 

無煙化まであと一ヶ月の新津機関区

1972.9.1     新津機関区     Photo by K.Watanabe

新津機関区の給炭台。この角度は好きなものの一つ。 

坂町を発車するD511049 の3875

1972.3.11     坂町     Photo by K.Watanabe

米坂線最終まで数日の日。9600が主役だがD51のほうが迫力では明らかに勝る。 

 

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羽越本線のD51
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