八ヶ岳顛末記

4.快適な赤岳鉱泉へ   〜山小屋宿泊・下山〜

 

夫に預けていた荷物をしょい直し、かなり霧が濃くなってきた中を赤岩ノ頭経由で下ります。これからは下りだけ!と 思えば勇気百倍(苦笑)。しかし、下手をすると10m先が見えなくなりそうなガス。夫を見失ったら大変。

すぐに灌木の中に入りました。花を付けてるのがあって独特のすぼんだ形をしてます。あれは一体? でも、写真を撮る余裕無し! そう、夏沢峠を起って以来赤沢鉱泉につくまで、写真は一枚もないのです。 余裕のなさが見て取れますね。あとで調べてみると、夏沢峠から硫黄岳山頂まで約1時間10分。 手元の地図のコースタイムが1時間でしたから、そんなにむちゃくちゃスローペースでもなかったようですが。 何しろ天候が。
ようやく人の背丈が隠れるほどの森が現れ、「とりあえず落雷の危険だけは避けられたね。」 夫は早く樹林帯に入りたい!と焦っていたのです。わたしも、木に包まれたとたん安心感が湧いてきました。 そろそろ5時。この先は日没との戦いになってきました。

あともう少し、というところで雨が降り出しましたが、木に遮られほとんど濡れません。 木にはずいぶん助けられたなあ。幹や根っこを手すり代わりにしたり、根っこのおかげで道が階段状になってたり。 雨や雷を避けてくれたり。
あぁ、そしてやっと見えました!赤岳鉱泉。山の中とは思えない木造のおしゃれなロッジ風。 幸い、暗くなる前に到着。個室が開いていて夕食もまだ間に合うとのこと。突然、贅沢快適山小屋ライフ。 嘘みたいです。

赤岳鉱泉 個室の内部 豪華な夕食

食事の順番が回ってくるまで時間があったので、先にお風呂をつかわせてもらいました。 湯船がありがたい。さっぱりしてから食事です。陶盤焼きの上を見てください。ステーキですぜ! 霜降りの新鮮でおいしいお肉でした。こんなものをどうやって2300mの山の上に!? 注文すればよく冷えた生ビールだってあるのです。何という贅沢。本当に美味しい食事でした。 感謝感激。
そして夫にも感謝。おかげで降りてこられましたm(_ _)m

横岳シルエット 渓流 ぐっすり眠って、翌朝は朝食が6時半なので食べたらすぐ出かけることに。ものすごくいい天気です。 しばらく付近を撮影のあと出発。朝の光がまだ横岳に届いていません。シルエットのギザギザのもの凄いこと。

まずは美濃戸山荘をめざします。沢づたいの緩やかな森の道を気分良く歩きます。 あちこちで美しい花が目に付きます。昨日、撮れなかった腹いせ!とばかりに パチリ、パチリと撮りまくりました(笑)。この顛末記がなかなか書き出せなかったのは、 実はこれらの花の名前の特定がえらく大変だったから、なのです(苦笑)。

プロローグ

3.恐怖の硫黄岳越え    5.山野草、君の名は(1)

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