ほんとの日記 最新版

2006年8月

■8月2日(火)
 梅雨が明けて月も替わって、ちょっと歩くと大汗かきますけど風が爽やかです。
 先日、近所を歩いていたらリコーダーの音が聞こえてきました。2本のソプラノで 曲は「ラブミーテンダー」。きれいに高音が出て、上手上手。終わったら、 パチパチパチパチ・・・と拍手の音。夏休みの孫たちが、おじいちゃん・おばあちゃんに 曲をプレゼントしている光景が、勝手に浮かんでしまいました。
 皆さん、良い夏休みを。
■8月12日(土)
 暑いですね〜蒸しますね〜。
 も、こうなると夕飯は毎日冷奴でございます。手抜きの王者でございます。 せめて、毎日少しずつ薬味を変えるように心がけてます。 生姜はすりおろしたり千切りにしたり、ゴマもいりゴマと刻みゴマ入れ替えたり、 あとはシソに茗荷に醤油付けニンニク、おかか、柚子こしょう、わさび... 取り合わせて2〜3種類。 たまには薄切りキュウリだの若芽だの蒸し鶏ごんごん乗せて、ごま油利かせたドレッシングで 「豆腐サラダ、どうだ!」。
 おーい相方。わたしの努力分かってくれてる?

〜近頃の玉川上水〜(2006.8.12)

今年はヒグラシに始まって、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツク法師。
蝉が勢ぞろいして例年になく賑やかに鳴いてます。 蝉の当たり年かな?
(画像はアキノタムラソウに蝶)

■8月18日(金)
 台風が10号を数えました。今年も厳しい夏ですねえ。
 おとといまで2泊3日で帰省してまいりました。年がいもなく青春18切符を使って、 中央本線の鈍行でえっちらおっちら...(笑)。で、軽ーいカルチャーショック。 日本はやはり大地溝帯をはさんで西と東に分かれておるのだなあ、という。
 別に何の事はない、お土産に甲斐名物「信玄餅」を買っていったら、大受けだったのです。 西のお方は「信玄餅」をご存知ない!おいしい、おいしいの連発で、 普段あまり甘いものを食べない姪っ子が、こっそりおねだりして3つも食べていたという。
 関東ではものすごくポピュラーで、お土産にはありきたりすぎるかしら〜、と 心配したくらいなのですが、ね。意外〜。(わたしも実は大好きですが)。
 え?そこのあなたもご存知ない。山梨県じゃなくても、都内ではそこら中で目にします。 ぜひ一度食べてみてあそばせ!美味しいですよ。

■8月21日(月)
 あづい〜と言いながら今週もスタートしました。が、考えてみたら8月もあと10日 なんですね。会社帰りに夜道を歩いていて、虫の声にはっとしたミミズでございます。
 甲子園が終わったのも、秋近し...の感慨を深めるのかもしれません。 なんという、あっつい甲子園だったんでしょうかねえ、今年は。 もう、駒苫でも早実でも、どっちが勝っても文句なし!と思いつつ、わが多摩地区に 深紅の優勝旗がもたらされるのは、ちょっと嬉しいかな。(*^^*)
 普段、スポーツにはほとんど興味を示さないくせに...ね(苦笑)。

■8月31日(木)
 真夜中帰りの道すがら、刈り残されたカラスウリがたくさん花をつけているのを見ました。 あの、幻想的な花を初めて見た時の感動は今でも忘れません。 今日もなんだか幸せな気分を噛みしめつつの帰宅でした。 何しろ夜しか見られない花ですからね。
 近所の玉川上水は、毎夏、草刈が行われます。それでもアキノタムラソウが 復活し、アザミもむくむくと株を大きくし、そしてツルボの花が咲き乱れています。 刈られても生き残る植物、刈られてこそ陽の目を見る植物...。 里山というのは、昔々からそうやって取捨選択を迫られながら一定の姿を保ってきたのでしょう。
 それを、人間と自然の共存という人もいれば、人間が自然をコントロールしようとする エゴの始まりと捉える人もいるでしょう。でもわたしは、単純に、 刈られた草地にいち早く芽を出し咲き群れる、ツルボの花が好きです。

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