ほんとの日記 最新版

2008年6月

■6月4日(水)
 左側のフレームの壁紙を、8ヶ月ぶりくらいに(^^;) 変えました。 イメージは「夏草や〜」です。縦の切れ目が出来ないように、 写真を加工してから思いっきり合成してるんですが...分かるかな?
 というわけで、実は結構、手間ひまかかってます。肩こったーっ。

■6月6日(金)
 今日は渋谷のBunkamuraでこんなものを見てきたです。 柄に合わずこんなに(一見)お耽美な展覧会を見に行ったのには、長〜い訳があります。
 みみずの妹は、ボタニカルアートをネタに、コミカレで「大人の塗り絵」の講師をしてます。 彼女にすすめられて、みみずも3枚ほど塗って、んでヨーコ先生(妹)に見てもらった。 そしたら直されるなおされる...。先生が手を入れたところは見違えるように立体的に! (もちろん、この指導料はロハ。身内の役得。)要するにケチョンケチョンだったのですね。 そんな矢先に「薔薇空間」なんていう、バラだけに絞ったボタニカルアート展があると知って、 行こう行こうと...思ってたら最終日数日前になってしまったんですけど。

 もともとみみずは作画より植物学の方に興味があるんですが、そういう見地からも ものすごく面白かった。バラという種の奥行きの広さ、花を学術的観点を織り込んで 美しく描くという技。それと現地に行かないと体験できない仕掛けもあって。何種類かのバラの香りを、 コーナーごとにデュフューザーで発生させてたのが素晴らしかった。 「バラの香り」というと、誰でも漠然と思い浮かべる匂いがあると思うけど、 実はこんなにそれぞれ個性があったなんて!
 これでもアロマテラピーかじってるみみず。非常に新鮮な体験をしました。 やっぱり植物って素晴らしい。

■6月15日(日)
 突然ですが、「種子メジャー」というキーワードが頭にこびりついて離れません。
 何のことかと申しますと、農作物の種子を農家に供給する種苗メーカーといわれる企業、 これが世界的に寡占状態になりつつあり、その弊害が心配されている、という話題です。 ちなみにネタもとはNHK。ミミズ的には対極にあるキーワードは「自然農法」だろうか、 などと思っています。
 で、色々検索してみると、この種子メジャーといわれる会社にS社とM社というのが出てきまして、 どっちももとは化け学屋さんなんですねー。これだけで、少々背筋をゾワゾワっと何かが走る感じが するのですが、そもそも「種子メジャー」で検索をかけてもあまり情報が出てきません。
 しばらくこのテーマ、追っかけてみようと思ってます。

〜近頃の玉川上水〜(2008.6.15)br>
ドクダミ。ありふれた地味な植物というイメージがありますが。
あたり一面ドクダミの花、星を散りばめたように綺麗です。いくらもしないうちに、
茶色くしおれて見る影もなくなってしまうでしょう。たまには足を止めて眺めてやってください。


■6月22日(火)
 何度目の正直か分からないんですが(苦)、我が家のベランダ緑化運動が進行中です。 おととしの夏に水やりを怠りすぎまして、ほぼ全滅の憂き目にあった我が家の植物たち。 生き残ったのは、左のもらいものの(けなげな)サボテンと、日光と雨がもっとも当たる 場所にあるプランタになぜかスベリヒユが大発生しているだけで、あとは完全に不毛地帯。
 えーかげん何とかしないとなあと思っていましたら、近くの農家の無人販売所に とても茎のしっかりしたコスモスの苗が出てまして。これを2株買ってきました。 植え替えに使った土が寄せ集めなものですから、こぼれ種が混じっていたと見え、 朝顔が芽を出しました。これがまた頼もしい感じの双葉なので別の鉢に植え替えて。
 ところが、うちが植物を育て始めると、必ず出るんですよ。シャクトリムシ!
 気がついたときには5cm位に育っていて、コスモスの葉がかなり食い荒らされてました...。 もちろん、即刻退去願ったわけですが、驚いたのはその後。コスモスが荒らされた葉脇から 枝をいくつも出して、葉っぱの量産体制に入ってるんですよ(右の写真)。たくましいなあ。
 シャクトリの害に合わなかったもう一株には、今のところこういう現象は起きてません。 今年は、絶対に水やりをさぼらないようにして、見事な花が見たいものです。

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