雑味館抄 <あいさつ> 2002.12. 2
とうとう師走になりました。11月30日、ウォーキングのため新宿に行ってきました。私も年をとったせいか新しい町
より古い町並みの方が好きです。四谷寺町(地図の上では須賀町)と呼ばれている
ところは、小さなお寺が続いています。こういうところを歩いているとホッとします。
12月2日の新聞に苗字研究家が登場し、「地名変更は慎重に」と訴えていました。「苗字の九割は地名から」、「地名は苗字の親」だそうです。
利便性のためなんでしょうけど少し不便もいいかなと思うこの頃です。
以下、横丁のご隠居さんの小言。
「そういやー噺家の文楽師は「黒門町」と呼ばれていたんだが、黒門町は今じゃ東上野XX丁目てんだよね。昔の方が情緒ってもんがあったよ」
「・・・・・」
「ところでこの「あるキング」とやらには昔のわけーし(はえー話がJJBB)がいっぺえ来てるが、どうして狭い道を横いっぺいになってしゃべりながら歩くんかネ。ホラホラくるま
きてるが知らんぷりしてやんの。」
「・・・・・」
「そういやーさっきの表通りじゃ近頃のわけーしが左だろうが右だろうがかまわず歩いてやんの。どうなってかネ。」
「・・・・・」
「そういやー・・・・おいおいおれのはなし聞いてくれよ」
<お知らせ>本館が手狭になる前に一部を新規の「雑味館・ミュージアム」に移設しています。
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