オーキング
02.12. 2
ウォーキング (in新宿)
−四谷大木戸跡から酉の市のメッカ新宿花園神社を訪ねる−

1.はじめに

  このウォーキングは京王電鉄が主催し、沿線の公園、神社仏閣、史跡などを見てウォーキングする。2002年度はこれが第6回目であるが、私は3回目の参加である。
初めて参加したときは速く歩くことに主体をおいていたため、カメラを持たずに参加した。しかし今回からゆっくり時間をかけて歩くことにした。しかし今回は都会真っ只中で、 神社などは狭い路地から入ったところにあったりして見損ねるケースが多かった。
一番最初の天竜寺という新宿南口のお寺からみることができなかったが後日観たいと思う。

● 実施日 : 2002.11.30(土)

● コース : 新線・新宿駅→四谷大木戸跡→於岩稲荷神社→西念時→外堀公園→市ヶ谷亀岡八幡宮→戸山公園→京王線・新宿駅


2.ひとこと

ルートマップの裏面に記載されている見所の一部から。
(1)天竜寺
このお寺にはやぐら時計と時の鐘がある。元禄13年(1700年)ある大名が寄進したもの、内藤新宿に時刻を告げるため使用された。この鐘は上野寛永寺、市ヶ谷八幡宮とともに 江戸の三名鐘といわれたそうだ。

(2)玉川上水記念碑
玉川上水は多摩川の羽村の堰で取水し江戸の飲料水として利用されていた。四谷大木戸門は江戸城の搦め手を防御するための軍事道路とし ての色合いが強かったため江戸城への関門となっていた。この門から現在の新宿あたりを内藤新宿と呼んでいた。

(3)多武峰神社
家康の家臣内藤清成の駿馬の伝説碑がある。家康は現在の御苑一体を示し「馬で一息に回れる土地を与える」といったそうだ。

(4)田宮稲荷神社
四谷怪談の主人公「お岩」の霊が近くの於岩稲荷に祀ってある。この付近一帯は四谷寺町と言われているそうだが、確かに大小さまざまな中には民家のようなお寺 がある。門には「XX山XX寺」と記されている。

(5)西念寺
服部半蔵の墓のあるお寺。本堂には「槍」が保存されているそうである。半蔵は家康の三河以来の旧臣、16将の一人、槍の半蔵として知られている。
ウオーキング・スタート
半蔵門は近くに組み屋敷があったところから名前がついたそうだ。

(6)市ヶ谷亀岡八幡宮
大田道灌は江戸城築城の際、西方の守護神として市ヶ谷御門内に鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請し「鶴」に対して「亀」とした。後に市ヶ谷稲荷社内に遷座した。


このあとコースは市ヶ谷中之町、市ヶ谷柳町、若松町、戸山公園を経由して大久保・小泉八雲の旧居跡。
夜ならネオンが点滅していそうな繁華街を通り新宿遊歩道「四季の道」 の入り口に来た。狭い遊歩道を通り靖国通りへ出た。新宿遊歩道は雑居ビルの裏側の細い路地を遊歩道に仕立て上げている。 エアコンや換気扇の音、料理中のにおいが木々の合間から漂ってくる。上を見上げたが空が見えない。狭い都会ならでは仕方ないことか。若者があふれんばかりの西口を抜けゴールした。

私はこの後、「東郷青児美術館」に向かった。
家の最寄り駅まで3Kmを歩いている。美術館に行ったりしたので本日のウォーキング距離は21kmとなった。ウォーキングルートを示します。

右の「ウオーキング・スタート」の写真をクリックしてみて下さい。これ以外のフォトも見られます。

ウオーキング