雑味館抄 <あいさつ> 2009. 10. 4
このあたりが谷戸の入口か・・・?
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滝の谷戸を探す
ご近所のKさんから「幻の滝仄聞」という一文を頂いた。 一文には住まいの近くの大栗川を隔てたところはむかし谷戸の姿を残していた、谷戸の中に滝があった・・・。 その谷戸を滝の谷戸という。
Kさんは八王子市、日野市の石塔石仏を訪ねてはせっせと纏めておられる、伺うと本が数冊出来るほどだという。 「幻の滝」も近在の古老にお話を伺ったことなどが記されている。
多摩センター駅から松が谷団地を経由して聖蹟桜ヶ丘駅へ向かうバスルートの最初のバス停を「滝の谷戸」という。
私は3年半くらい前にこのバス停の名「滝の谷戸」に興味を覚え大栗川の谷戸を歩いたことがある。 そのときは 「多摩ニュータウンの歴史さんぽ道」というガイドブックにの載っている地図「大栗川流域の谷戸と地名(開発前)」というのが唯一の資料だった。
Kさんから頂いた一文で興味が湧き、記されていることで情報が増えた。 もうひとつ国土地理院のサイトにある 空撮の写真もいい情報だ。 古いものでは昭和22年ごろ米軍が撮影したものである。
大栗川が今のように直線でなく蛇行しているのがよくわかる。 写真から田圃の間の小路が手持ちの古い地図の細い道と形が一致する。
写真上の道らしき所を南に辿ると谷戸田らしい姿が確認できる。 残念ながら、滝を探すことはできない。
モノクロの写真は夏に撮影されたものは木々が生い茂って道を見つけることが出来ない、12月に撮影されたものは山肌が白っぽい、雪なのだろう。
現場を歩いて見たくなり、大栗川に架かる常盤橋を渡り小路を南へ、このあたりの道は昭和22年撮影の写真でも判別できる。
大塚公園の東端にある野球場は窪みに造られている、このあたりが谷戸の入口らしい、バス通りまで上がって団地の中の上り道を進む、幼稚園と中学校の間の小路から遊歩道に抜け、遊歩道を東に向かい途中に分岐した遊歩道がある。 道端の石柱には「瀧谷戸遊歩道」と刻まれていた。 その遊歩道の下り坂の下に「滝の谷戸」バス停がある。
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