オーキング
09. 3. 14
09早春ハイク(陣馬)    

良く見えました (3.11陣馬山から)
はじめに 
 3月になってようやくエンジンがかかって来たのだろうか。 いや意識して出かけているというべきだろう。
 前回以降の記録を記す。 

    2月22日 相模湖(旧甲州街道)〜高尾山・・・・・・単独(23400歩)
    3月 2日 高尾山(稲荷山)・・・・・・・・・単独(15700歩)
    3月 5日 相模湖(千木良)〜高尾山・・・・・単独(19900歩)
    3月11日 陣馬山〜高尾山・・・・・・・・・・単独(28000歩)

高尾山〜相模湖の最速ルートは小仏峠へ下りて旧甲州街道を通るルートと小仏城山から千木良へ下って弁天島を通るルートがある。
 前者の方が甲州街道に出て平らな道を歩くから楽な気がする。後者は甲州街道からさらに湖面近くまで下らねばならない。下れば再び登りがあるということである。後者が良いところは千木良に下りたところの茶店があり一杯やれることだろう。
 そのほか底沢峠や、明王峠から下るルートがある。 行きがあれば、帰りがある。 ひとつのルートでも2度楽しめるというわけである。

2月22日
 日曜日だったが、八王子税務署では開庁して確定申告を受け付けていた、午前中だからか申告者は少なかった。
昨年と同じ日だったがそのあと、相模湖から高尾山を歩いた。 一丁平は北側のまき道を通る、道が所々ぬかるんでいる。
 ありふれたコースだが、申告書の提出を終え歩くことができたことで帰宅後は満足感を味わえた。

3月 2日
 3月に入った直後であり、トレーニングの必要性を感じ、家事を終えて出かける。
 とりあえず稲荷山コースから山頂へ、蕎麦をたべる。茶店では目の前で外国人の若い男性が蕎麦を食べており、どんぶりを左手に乗せ右手で器用に啜っていた。3、2号路から病院坂上の急坂を下る。

3月5日
千木良へ向かう嵐山への登山道の入り口を過ぎたところの斜面で、おじさんがしゃがみこんでなにやら採取していた。 伺ってみると「ノカンゾウの芽」をとっているのだという。
 おひたしにするとおいしいのだそうだ。

3月11日 陣馬高原下から高尾山口へ
  9時34分高尾駅北口発のバスに乗る。
10時過ぎに高原下バス停に到着。 リュックを背負った人は5人以外乗客なし。
平日はいいネ。 でもこのために朝6時半起床。

車両通行止め(平日)・・・
 和田峠へ向かう、木立の中は冷気が走っているようだ、空気がひんやり・・・。
 振り返ってみるが人影は見えない、先ほど下車した人たちはそれぞれの道を歩いているのだろう。
 しばらく登っていくと、ゲートが閉まっていてガードマンが立っている。 寒いのにご苦労様。

 陣馬街道は和田峠下あたりの法面の修復工事のため3月下旬まで、平日車両通行止めになっている。
歩行者にとって車が通らないのはラッキーである。
工事中・・・
 10時27分、ハイキングコース(陣馬新道)との分岐点を通過。
 この街道は舗装されているから楽であるが、かなりの勾配を同じペースで歩くのはシンドイ。
汗が滲んでくる。
 和田峠の下、3回りくらいのところから、右側の法面に金網を貼り付ける工事をやっている。
 その上では法面自体の補強工事のため、道路一杯を工事車両が占有している。
通りかかると堀削機を止めて通してくれた。 山梨ナンバーの車があちこちに止めてある。
和田峠着・・・
 峠の入り口に遮断棒が広がっている、ここにもガードマンがいる。
 今しがたその棒を上げてマウンテンバイクを通したばかりだ、その上がった間に私も潜り抜ける。
 扉を閉じた売店の前のベンチに荷物を置いてひと休みする、峠を風が突き抜けていく。寒い!

 ガードマンがやってくる。  ”寒いのにご苦労様” 声をかける。 夕刻までここにいるそうだが、早く下に降りたいと言っていた。  藤野側にも一人居るそうだ。
飛べないカラス・・・
  振り返るとハイカーがひとり立っていた、私の後を歩いてらしい。 「足が痛むので医者通いをしているが、薬ばかりでよくならないから歩いている・・・」と。
 私と同じくらいの年だろうか、長年体を使っているとあちこちと痛む・・・とも。
このあと高尾山まで歩くと言って先に陣馬の方へ向かって行った。

 今度はカラスが近寄ってきた。 ガードマンが「いじめられて羽根がないのだよ」
 そう言えば飛び上がらないと思ってみていたが、食べ物を貰いたくて人に近づいてくるのだろうか。
 飛べないカラスは、あきらめて少し飛んでは餌を探している。
山頂が見えてきた・・・
 急な木段のコースを上がり始める。
 木段が続いた後の平らな道、しばらく繰り返す。
 視界が開け山頂が近い。

 「登山道を歩いてください」枯草の上に表示がされている。 道はぬかるんでいて泥で靴が重くなる。
 11時20分過ぎ山頂に着いた。 風が強い、寒い!
風が強い!・・・
  数組のハイカーが昼食を取っている。
 空は曇天なのに富士山が良く見える。
 風が強い、カメラのセルフタイマーをセットするが風のせいで倒れる。

 そこそこに昼食を済ませ、11時55分出発。
 12時18分、 明王峠。おじさんが丸太のベンチを修理している。 
 13時 5分、 景信山(をまいて)東へ。 景信に登らなくて通過できる道があった。
 13時35分、 小仏城山下。
 14時55分、 清滝不動院 着。

この次は・・・
 今日もちょっと急ぎすぎたかな、大腿筋が痛い。 この次はゆるりと・・・。
 彼岸を過ぎれば、寒さも和らぐだろう、ハイキングにはもってこいである。
 こんどは底沢峠から相模湖へ下ってみよう。


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