今春から、鉄道会社が主催するウオーキングに月2回のペースで参加している。
ひとつは最寄の京王電鉄が主催するもの、
もう一つは私鉄5社のリレーウオークといい、京急→東急→京王→西武→小田急と毎月二社間にまたがって歩くもの。
この2回のウオーキングについて「ウオーキング(in α and β)」として紹介している。
ウオーキング
04. 7. 1
ウオーキング(in [α and β] V)
今回は、都合により「私鉄5社のリレーウオーク」には参加できなかったので、αのみの報告となった。
なお、これからの夏期シーズンはウオーキングは設定されていない。
したがってこのシリーズもしばらくお休みとなる。
α:京王沿線ウオーキング「新撰組隊士のふるさと・日野市高幡と新撰組副長・土方歳三」
日時:6月12日(土)9時30分〜
長沼駅→黒川清流公園→宝泉寺→八坂神社→日野宿本陣跡→新撰組フェスタ会場→土方歳三生家跡→石田寺→高幡不動尊→高幡不動駅
黒川清流公園
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今回もテーマは新撰組隊士のふるさとで、土方歳三の生家跡などがコースに含まれ、距離は約12.5km。黒川清流公園は初めてだった。
今日は長沼駅から遅いスタートだ。この駅は「各駅停車」しか止らない。この駅には用事がないので下車したこともない。停車した電車のドアが開くとそれらしい格好の----つまりリュックを背負って帽子をかぶった----人がぞろぞろと出口に向かう。
淺川にかかる長沼橋を渡り西平山に向かう。今日は雨も予想されていたが、日差しが強く暑い。帽子をかぶっているが、汗が出てきたのがわかる。用心のため持ってきた折り畳み傘を日傘代わりに使う。快適だ。
きょうは母の朝食の後片付けなどで、遅れ締め切り間際の出発となった。うしろを振り返ると数人しかいない。
西平山の自然発生的にできた町並みをとおる。道幅が3mくらいしかなく車の通行に気を配りながら畑のあいだを抜ける。
私はこのウオーキングの時に最も気をつけなければならないのは、そこに住んでいる人たちに迷惑をかけないことであると思う。
やがて道幅が広い道路にでたが、北側に集合住宅が並んでいる。武蔵台住宅、JR豊田住宅というらしい。商店の並ぶにぎやかな町並みを通り、JR中央線豊田駅にでた。
中央線の踏切を渡り、ようやく最初の目的地「黒川清流公園」についた。木陰の下に入るとほっと生き返るようである。清流公園という名の通り崖線に沿った緑地らしく湧水でわさびが作られているとか。
私は日野市といえば住宅団地と工場というイメージがあった。こんな緑が豊かな場所があるのは驚きであった。公園内の崖線の階段を登るとそこは多摩平団地だった。やはりイメージどおり。
JR中央線に沿って歩き、中央自動車道をくぐるとJR日野駅だ。
新撰組隊士・井上源三郎の墓所がある「宝泉寺」に立ち寄る。
これが八坂神社!
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甲州街道に出てやや歩くと「八坂神社」、また少し歩き川崎街道入り口という交差点の手前の「日野宿本陣」を見学する。
宝泉寺、八坂神社は昨年のウオーキングでも訪れていた。八坂神社は創建は古いらしいが、境内が狭いためかコンクリート造りの本殿で、ちょっと「うそっ!これで神社?」という感じである。しかしここで天然理心流の門下生が稽古場にしたそうだ。
日野宿本陣ではウオーキング者は入場料が半額となっていた。ウオーキングなど人が多いときにはじっくり見れるものではない。和服姿のご婦人が展示物の説明を行っていた。「暑いのにご苦労様です」と声をかけてしまった。
半額だし、まっ、よしとするか!。
川崎街道にはいり、万願寺の特設「新撰組フェスタ会場」へと向かう。途中、どなたかわからないが「ここが旧・川崎街道ですよ」という声が聞こえた。
フェスタ会場で昼食をとり、お茶の補給を行う。ここも入場料が半額だったが、暑さのためか、ほかのせいか見学は遠慮させてもらった。
この後、ウオーキングは土方歳三生家、墓所がある石田寺、菩提寺の高幡不動をまわって高幡不動駅に到着した。
とにかく今日は暑かった。高幡不動駅から自宅まで3.5kmのウオーキング。
あ〜あ、お疲れ。