2004[... | 4/1-|4/11-|4/21- | ...]
あまり盛り上がってません…というか、最初の質問者が音沙汰ないやん(笑)。
USB接続HDDのドライバが"Windows XP"にインストールできないがどうしてもインストールしたいという、わかっている人にはよくわからん(爆)質問が発端。
皆さん書いてますが、USBマスストレージクラス(USB接続のハードディスクとかフラッシュメモリとかそういうもの)のドライバはWindows 2000以降標準で用意されていて、一般的には特にインストールという作業が必要ないので「どうしてもインストールしたい」といわれても困るだけだよなぁ…。
一部の特殊なデバイスではインストール作業が必要なものもあったようですが、その場合はインストール作業はできるでしょうし、結局どうしたのかというところが知りたいところではある。
これもあまり展開がありませんが。
XHTMLのul(の中のli)の中にulを入れるとXMLパーサ(主にブラウザ)でエラーが出るという問題。なのですが、仕様上問題ありませんし、他の人のテストでも問題ないようですし、なんか認識しているところと別のところで問題があるんじゃないかと思われ。
こういうときには問題が起こる文書「全体」を「そのままの形で」提示することが重要だと散々あちこちで言われているように思うのだけど、つい忘れちゃうのかもしれません。
IOCCC(国際チョコレート・ココア・砂糖菓子協会国際難解Cコードコンテスト/The International Obfuscated C Code Contest)にエントリされたプログラムに対する驚愕とCの理解に関する話。本人はIOCCCをご存じなかったようです。
大体の作品はちゃんとフォーマッティングして、変数の意味をつかめるように名前を適宜変えることでおおむね理解できるとは思うんですが、第1回のmullenderのように字面だけではどうやってもわからないものもあります。これ、VAXの機械語をそのままmainという配列に入れたものなんですね(笑)。かなり反則技だと思うんだけど、第1回だからこそ許された技かもしれません。
ところでなんでtw? http://www.ioccc.org/main.htmlの方がURLとしては意味があると思うんだけど。
Erdös数5になる権利をネットオークションで売っているという話。Erdös数の詳しい説明は記事を読んでいただくとして、気づく人はすぐ気づくでしょうがこれってKevin Bacon Gameと根が同じです。Kevin Bacon Gameの方はゲームのルールとして「(∞以外で)より大きいBacon数を持つ俳優を見つける」という楽しみ(?)が、Erdös数の方は人生の目標(?)としてより小さいErdös数になることを目指すところが違いといえば違い?
あ、そうだ。かなり本質的な違いがありそうな気がする。Kevin Baconはより世界の中心に近い(距離の平均がより小さい)人が他にいる(実際、Sean Conneryのほうが小さいらしい)のに対し、Paul Erdösは他に変わる人が簡単には見つからない(そして、将来的にも当分中心でありつづける)というところが大きな違いかも。まぁ、Kevin Baconはゲームを面白くする意図もあったのかもしれません。
けど、4で売れるんですかね? Erdös数1で存命・現役の人(記事中にもPeter Franklさんが挙げられています)もそれなりにいるでしょうし、2や3の人になると山のようにいるでしょう。共著者として名を連ねるということは「名前だけ貸す」というわけではないのでしょうから共著になるほうにもそれなりのレベルが要求されるわけで、そんな人ならより小さいErdös数の人がすぐそばにいてもおかしくないかと。
しかし、こうしてみると「論文」というものを一度でも書いた(そしてしかるべき場で公表した)ことがあって、Erdös数∞という人はそうそういないんじゃないかと思えてきました。私も多分(かなり大きいながらも)有限なのかも。
たとえば、単なる学生であったとしても(有能でバイタリティある学生は除く/笑)研究会や全国大会などに論文を一度くらい出すことはあるでしょうし、そのときの共著者に指導教官の名を書くことは一般的だと思います。その瞬間、その指導教官を通じてErdösに繋がるパスができる可能性というのはそれなりに大きいと思うわけで、分野が大きくかけ離れていない限りは接続されていそうな気がします。
ところでPaul Erdösってなんて読むの?(ぉ 「ポール」はともかく「エルデシュ」とか「エルデシ」でいいんだっけ? まぁ、例によってカタカナで書いている限り正確な読みには近づかないわけですが(笑)。