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沖縄 久米島編
(03/07/20〜03/07/24)
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リストマーク  島内一周

本日は、うって変わってレンタカーで 「島内一周ドライブ」 なのだ

まずは、「畳石」
ここも久米島に来たら訪れずにはいられない場所である。
観光スポットである。

久米島=畳石 といってもいいほど 観光ガイドには、ここが載っている。
確かに、見れば見るほど 自然の造形というのか 神秘を感じる場所ですね。

ただ、私には、「タタミ」 というより 「亀の甲羅」 にしか見えない・・・


気になったのは、海岸近くで進む 「建築ラッシュ」
また、くだらん政治家などが、「この大切な自然を残すために・・・」
なんて言って 護岸工事を始めやせんかな ということです。

 
「何もないから」 景色がいいのである


「この景色を守るために」、囲いを作った時点で
「景色を壊す」 事になるってことに、気づかない人がいる。
ここは、そうならないように願うのみである。

もったいないけど、(地元の人は、そんな事言ってられないかもしれないけど)
「カタチあるものは、いつか壊れる」 それが、自然なのだ。

少なくとも私は、囲われた「かめいし」を見ても感動する人間では、ない。


  写真は、こちら


リストマーク  やっぱりカメなのだ

そのとなりにある 建築ラッシュの建造物のひとつ 「海がめ館」 に入る。
特に入りたかった分けではないが(失礼!)
あまりにも外が暑く、少し涼みたかったのだ。


海がめの密猟のルポ写真展をやっていた。
グロテスクな密漁写真は、大人にも、結構ショッキングで、考えさせられる。

「絶滅に瀕している海がめを救おう!」 という文言の裏側に

東南アジアの人々の
「何言ってんだよ、こちとら明日のおまんま食う金さえねえんだよ!」
「きれいごとばっか言ってんじゃねえよ」
という声が聞こえてくるようだ。

うむうむと重い気分になる。



リストマーク  続いて熱帯魚

汗がひいたところで、次なる目的地 「熱帯魚のお家」へGO!

途中で絶景の比屋定バンタに寄り道。

「バンタ」とは、沖縄地方で断崖を意味する場所で、たいがい景色がよく、
ビューポイントになっている。
ここから見下ろす、エメラルドグリーンの海岸線は、まさに「絶景かな」である。


このバンタから見えていた、海岸線まで降りていけば、
熱帯魚のおうちに到着である。

ここは、岩場の潮溜まりに熱帯魚が餌付けされ、
野生(というのかな)の魚のくせに人間が近づくとえさを貰いに来るのだ。


−− 魚肉ソーセージなどの添加物が入ったえさは、
    与えないでください。 −−

と、注意書きがあった。


が、(どこにでもいる)それを無視して与える心無い人たち。 
タクシーで着ていた一行は、タクシーの運転手に渡された、
添加物ばっちりのピンク色をした魚肉ソーセージを与えていた。

自分たちの大切な 「金づる=熱帯魚の家」 を
自ら荒らしてしまう、なんだかやるせないね。

ただ、そもそもその魚肉ソーセージを食べている
我々人間は、大丈夫なのか? とふと疑問に思う。

じゃあ魚も大丈夫だべ! 気にしない、気にしない(ほんとか?)


  写真は、こちら


リストマーク  我々にも、えさを

なんだかんだ言ってあっと言う間にお昼。
レストラン竜で、昨日に続き 「沖縄そば」 を食した。

サクナそばと野菜そばを注文。
サクナとは、久米島でポピュラー(?)な薬草で、料理にも使われる(らしい)。
薬草なので独特の香りと味がある。
これを使ったサクナそば、少し慣れが必要。


野菜そばは、これまた量が多すぎ。
 − たまねぎ半玉、もやし半袋、オクラ大3本、豚肉少々、キャベツ2枚 −
などなど麺の上の具が、カキ氷状態で、なかなか麺にたどり着けない。

好みとしては、昨日の 「サクシード宮城」 のほうがダシが効いてて好きですね。
(昨日は、泳ぎ疲れた後に食ったから、さらにおいしく感じたかも知んないけど)

麺のツルツル感、こしは、今日のそばのほうがあるかな。
かまぼこは、もっちり皮入り (グルクンかまぼこかな?)
昨日の、サクシードは、ぼっそり野菜入りかまぼこであった。
 
くやしいのは、本日はレンタカーなのでビールが 「おあずけ」 だったことだ。
我慢我慢の運転手であった。



リストマーク  えさよりも

次は、米島酒造。

ここ久米島には、泡盛の酒蔵が2軒ある。
ひとつは、「久米島の久米仙」 でおなじみの 「久米島酒造」
そして、もうひとつがここ 「米島酒造」 である。

迷いに迷って到着した米島酒造、本当に小さな蔵元である。
敷地に入ると、「ふわり」 とさわやかな甘い香りが漂ってくる。


− 泡盛を造っている現場を見れる! −


と思っていたら、
運悪く、テレビ局の取材(ロケ)の真っ最中で、
案内してもらうことが、できなかった、残念・・・


そのまま帰るのも悔しいので、いくつかの銘柄を試飲させてもらった(妻代行)
その結果、「久美の月」 など気に入った銘柄を何点か購入。

運転手は、飲めず。

今日は我慢の一日なのだ。

すこし、事務所で蔵の方たちと雑談をする。
が、さっぱり言葉が通じない。 無念・・・

お礼を言い蔵を後にした。
車に乗ってもあの香りが、ふわりとしてくる。


リストマーク  ひさしぶりの

空港に寄り、明日の土産の下見をする。
そこで久しぶりのぜんざいを食す。

沖縄で、「ぜんざい」 と言うと、カキ氷の事を指す。、
黒砂糖、大きめの小豆、白玉団子などが入っている。
沖縄で 「ぜんざい」 の文字を見つけても 「おしるこ」 を想像してはいけないのだ。
なかなか、癖になる味です。
沖縄に来たら 「ブルーハワイ」 など注文せず、
迷わず 「ぜんざいください!」 と言おう!


余裕と思っていた、レンタカーの6時間もあっという間にたち、
ドラゴンフルーツ園などなど いっぱい行きたかった所があるのだが、
これらは、次の機会に取っておこう・・・ (いつのことやら)



リストマーク  やっとのアルコール
 
今日の夜は、ホテルの目と鼻の先にある 「南島食楽園」。
ホテルを出て、道を挟んだ反対側にあるが、日航が経営している(ようだ)。

そのため、無難な味、無難なメニューがそろっている。
(もちろん沖縄料理もそろっています。)
ホテルのラウンジは、飽きた! かと言って遠くまで足を伸ばすのも・・・
という方にお勧め。

島トマトのスライス、島かまぼこのせんべい(スライス揚げ)
島だこ、地鶏の焼き鶏盛り合わせ

と島々づくしのオーダーをする。


ここのビールは、それなりに冷えているが、
昨日、昨々日のガンガンに冷えている(地元風?)の冷やし方ではない。
いうなればマニュアルどおりの温度で出てくる。

馬鹿冷えのビールになれた我々は、少し物足りない気がして、
4杯飲んだところで、泡盛にチェンジ! 
せっかくなので、ご当地久米島のもうひとつの銘柄 「久米仙」 をチョイス
ロックでさっぱりといただく。
(米島酒造のやつは、1合単位で頼めなかったのだ
 なんでだろ〜)



リストマーク  おーらす

最終日と言うことで、
部屋に戻りさらに缶ビールを4缶ゲット!

ここで、少しよっぱらってきた

ぐるぐると頭の中を今日一日の出来事、昨日までの出来事が横切っていく。


いい気分になりながら、久米島最終夜は過ぎていくのだ。




(つづく・・・)

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