需要と供給のアンバランス
SEO業界、あるいはSEOコンサルタントというものを御存知であろうか。
SEOとは、ある言葉をインターネットで検索した時に、上位表示になるようにアドバイスをする仕事である。そのある言葉は、それぞれの会社のキイワードを当然意味している。
インターネット上での販売促進は、メルマガやバナー広告ではなく、SEOが主流である。
そのSEOコンサルタントから聞いた話では、インターネット上で販売して、売りやすいものには次のような特徴がある。
(1)キイワードアドバイスツールで調査
(市場があるか。検索数が多くてサイト数が少ない)
(2)近所で売ってないニッチなものか
(3)持ち運びが難しいか
(4)定期的に必要か
(5)ネット上の競合が少ないか
(6)価格競争が少ないか
まず(1)であるが、キイワードアドバイスツールというものを利用して、検索数とサイト数をチェックしてみる。
「楽天」で一番売れている商品は、「猫砂」である。毎月3千万ほどの売上がある。
「猫砂」をキイワードアドバイスツールでチェックすると、「猫砂」で検索した総数と「猫砂」という言葉を使ったサイト(ホームページやブログ他)の総数がわかる。つまり需要と供給の関係である。
需要に対して供給がかなり少なければ、ビジネスとしてうまく行くという意味である。これはインターネットの問題ではなく、ビジネスの基本原理である。
例えば、開業医にしても一番高収益なのは眼科医である。何故ならば、患者
に対して眼科医の数が圧倒的に少ないからである。
会計事務所にしても、急成長している事務所は、その地域の人口が増えていた
り、中小企業が増えていたりしている。増えている割には事務所数が少ないのである。
「検索数」に対して「サイト数」の少ないものという前提から(2)以降をチェックしていく。
インターネット販売は通信販売の一形態であるため、近所で簡単に購入できるものではダメである。また、持ち運びが難しいこともポイントである。
定期的に必要となってくる消耗品でないと安定的な収益は望めない。
(5)や(6)も「検索数」よりも「サイト数」が極端に少なければ問題は出てこない。
以上のことをまとめると、キイワードアドバイスツールを利用して「需給」「供給」のアンバランスなものを探し出して、我が社の商売として取扱えるか検討してみるのも良いだろうし、これから取扱おうと思っている商品があればキイワードアドバイスツールでチェックしてみても良い。
ちなみに、インターネット上で「需要」と「供給」がアンバランスなものの例示として、「錦鯉」や「還暦祝い」がある。
ただし、いつまでもアンバランスな状態が続くかどうかはわからない。
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