中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
堀田佳男「なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか」(プレジデント社) 2010年6月3日(木)
本のタイトルとは離れるが「なぜいまだにアメリカの製造業は世界一なのか」について書かれている部分に興味を持った。 簡単にまとめると以下の様になる。 過去20年間アメリカの製造業は世界一位を維持しており、2007年の全世界におけるシェアは27%となっている。 2000年比でも19%伸びている。 1953年アメリカの製造業はGDP比28.3%となり、ピークに達しその後下降し続ける。 2008年のGDP比は11.5%まで落ちている。 しかし、サービス業が伸びたため、GDP比は落ちていても製造業の生産高そのものは増え続けているのである。 特にアメリカの製造業が強いのは、化学製品、薬品、宇宙工学で使用される部品など、付加価値の高いものである。
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