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本書は元全共闘活動家、トロッキストであった大竹氏の著作であるが、８つの勝つ企業の条件を整理していきたい。
［条件１］売りが強い
要するに、品質が良いだけでは売れないということである。
裏を返せば、品質が良くなければはなしにもならないとも言える。
品質は売れるための必要条件であって十分条件ではない。
［条件２］他人がやらないことをやる
これは言い方を換えると、競争の激しい世界に入っていくなということである。
頭のいい連中がいないところを選んで、そこで真っ当な経営をすれば楽して勝つことが可能である。
［条件３］Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）がうまい
Ｍ＆Ａがうまいとは、安く買って儲かっているうちに高く売ることを意味する。
安く買うとは、２年程度で元を取ることをいう。
［条件４］マーケットをつくれる
今の様な時代の転換期にはでき合いのマーケットに入って頑張っても、マーケットが大きくならないため儲からない。
－②－へ続く
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