当代切っての論客による対談集である。
以下、ポイントをまとめていく。
「日本の政治を官僚支配から国民の代表である政治家の手に、これが正に『小沢革命』である。
官僚、アメリカ、メディアによる激しい謀略攻撃の中で、今年の9月が最大のヤマ場となるであろう。
これは普天間基地移設問題における5月28日の日米合意では、辺野古における具体的な姿が8月末までに決定されることになっているからである。
9月に菅直人政権に対して、アメリカの言いなりである外務官僚や防衛官僚は何らかの仕掛けをしていくのであろうし、またそのタイミングで小沢一郎が再び官僚との戦いに立ち上がるのであろうというのが2人の見立てである。」
常に思っていることだが、官僚と言うとすぐに天下り問題となるが、単に天下り問題だけを追及していても絶対に天下りはなくならない。
官僚の力そのもの(特に検察や警察等の暴力装置と、国税庁等の税金を取り立てる装置)を弱めて行かないと無理である。
それをやれるのは誰か、やろうとしているのは誰かということを我々は良く考えるべきではないか。
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