伊藤氏はインターネットショップで販売するためには次の原則が重要であると主張している。
その3つの原則を私なりの解釈を入れて要約していく。
原則1 商品サービスに『とんがり』をつくること。
『とんがり』とは『オリジナリティー』ないしは『オンリーワン』のことである。
具体的には、伊藤氏は『40代の働く女性に向けた高級着物』に商品を絞り込んでいる。
『とんがり』を作るというよりも『商品の絞込み』と言った方が分かりやすいのではないか。
それは革製品の店というよりも、ショルダーバッグの店というように絞り込むことを意味する。
原則2 『顔が見えるショップづくり』をすること。
これは売り手側の情報を最大限、公開するということにより、お客の信用を得ようと言うことであろう。
また、顔の画像を出すだけでなく、プロフィールや経営者の商品への思いを伝えることが大事であると述べている。
原則3 『モノ』ではなく『コト』を売ること。
この商品を買ったらこんなに楽しんだ、素敵な想いができるんだという『コト』を見せることが大事であると説いている。
『きものを売る』と同時に『きものの楽しさも売っている』ということである。
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