国際金融コンサルタント、いわゆる投資のプロである菅下氏が時代状況を見据えた資産倍増の為の投資戦略を著したのが本書の内容である。
その時代状況を見据えたとは、日本株式は2012年が底で、2013年からハネ上がるということを意味している。
菅下氏の資産倍増の株式投資戦略は、以下の様になる。
オーソドックスと言えばそれまでだが、御紹介しておきたい。
【1つ目のカギ】
時価総額のできる限り小さな会社を狙う。
つまり、時価総額が1000億円以上の会社は投資の対象外となる。
もうこれ以上伸びない会社には投資をするなということであろう。
【2つ目のカギ】
増益企業(儲けが増えている会社)を狙う。
赤字から黒字になった会社、あるいは近い将来黒字になりそうな会社も対象にしてもよい。
【3つ目のカギ】
株価が安値圏にある会社を狙う。
安値圏から上昇し始めている会社も対象になる。
【4つ目のカギ】
投資対象を『スガシタ式有望企業』に絞る。
その1 ネット、ユビキタス
その2 エコ、ニューエネルギー
その3 デフレに強いサービス業
その4 独自の強さを持つオンリーワン企業
その5 アジアで活躍する企業
【5つ目のカギ】
常にロスカット(損切の目安)を設定しておく。つまり、原則10%以上株価が下がれば即売却という様に決めておく。
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