好評だったためシリーズの2冊目の本であるが、1冊目は読んではいない。
「接遇」とは相手も楽しいが、自分も楽しくなることと、ボランティアではなくあくまでビジネスであることの2つがポイントとなっている。
平林氏の主張の中で興味を持った箇所を何点か要約して御紹介していく。
まずは接遇用語の一部について紹介する。
☆お客様をお待たせするとき
一般的には「少々お待ちくださいませ」と言うが、これではダメで、正しいのは「少々お待ち願えますでしょうか」である。
待つか待たないかの決定権をお客様にゆだねるということである。
☆お客様がお越しになったとき
一般的には、「ようこそお越しくださいました」と言うが、これでは会話が一方的になってしまう。
よって正しいのは「おはようございます。(間を開けて)ようこそお越しくださいました」である。
次は「お金を儲けたいなら、言葉を崩さない」という主張についても触れたい。
私も言葉にしても服装にしてもラフにしてしまうと、絶対にお金お儲けることはできないと考えている。
また「れる、られる」は身内に対する敬語であるためあまり好ましくないとも述べている。
最後に次の言葉を紹介しておきたい。
「自分の仕事や作業に没頭するのは簡単です。なぜなら自分の都合だけで動けばいいのですから。・・・・一生懸命仕事をするのではなく、一生懸命気遣いするのです。」
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