真面目に書かれた本かと思い手に取ってみたが、内容は茶化した書き方になっておりがっかりしたという感想を持っている。その中でも印象的な箇所を何点か引いておく。
・政治学の原点はマキュベリの「君主論」でしょうねえ。「君主は国民に慕われるよりか恐れられよ」というのがマキュベリ先生の教えだよな。・・・国の舵取りをするにはちょっと恐ろしいぐらいの人のほうが実はいいんだよ。
・実際政治にはブルドーザーのように、やはり、ガンガンして山を崩していかなきゃいけないところがあるんだよ。だから善人ぶっていたらできないところがある。
・田中角栄的なことをやらなければ、今の日本のデフレ不況は救えないと思うよ。民主党の横槍であんな日銀総裁を選んでしまったために日本はますます貧乏神の世界に入っていこうとしているからな。