中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
船瀬俊介「クスリは飲んではいけない!?」(徳間書店) 2010年11月22日(月)
<その1> 引続きの船瀬本である。クスリにはリスクがある。つまり毒を持って毒を制するのがクスリの考え方で、副作用があるからこそ効果があるということをほとんどの日本人は理解できていないと思う。 本書の中よりインパクトのある箇所を紹介していきたい。 ・現在は医学辞典から「自然治癒力」という項目が削除されている。つまり医学界の主流派は完全にクスリに依存した治療しか考えていない。 ・大学の医学部では「治療法」は教えないそうである。何百とある病気の症状と病名を覚えるだけで現場の医師の仕事は厚生労働省のつくった「ガイドライン」に沿って行うのである。 ・近代医学は野戦病院の医学である。救命医療がメインで、そこから消毒、麻酔、義足、義手、外科手術と言ったものが生まれている。 現代医学で治せるのは、救急患者の1割のみで9割の慢性患者は治せない。
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