<その2>
・日本国内で水揚げされている魚は約500種あるが、実際に販売されている魚種は多くても100種ほどである。
残り400種、量で言えば30%相当になるが、これらは海に捨てられていた。この未利用魚を食卓に並べようというビジネスが動きつつある。
・日本の国境はすべて海上にある。その国境沿いにある国は、ロシア、北朝鮮、韓国、中国、台湾、フィリピン、アメリカの七カ国である。
・日本政府は1880年尖閣諸島を探検した民間の企業家の要請に基づき、1885年に無人島であることと清朝(中国)の影響下にないことを確認している。
私はこのくだりについては若干の違和感を持っている。つまり100%日本の領土というには無理があるのではないかと思う。台湾占有の過程での火事場泥棒的略奪とも言える。
・尖閣諸島海域の油田を台湾企業および欧米のオイルメジャーと共同開発し、掘削された原油を台湾に運び、精製する。(台湾が一番近い国のため)
このビジネスには中国企業も参画してもらうことになる。あくまでも日本の尖閣諸島として開発をするのがポイントとなる。
・中国漁船と韓国海岸警察庁の闘いはここ数年来続いている。過去4年間で中国漁船を約2000隻超を拿捕、約3万人近くを逮捕し、18億円以上の罰金を受領している。
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