<その4>
・西松建設元総務部長の岡崎彰文氏は「政治団体はダミーとは全く思っていなかった。
OBがやっていて届出もしている。と大久保被告にも説明していた。
事務所も会社とは別に借りて、資金も別だった」と証言している。これにより大久保被告の無罪は確定的になった。
つまり、大久保氏の逮捕は「不当逮捕」「誤認逮捕」だったことになる。
この事件により小沢一郎氏が総理大臣になれなかったわけだから、検察の暴走が内閣総理大臣の系譜を歪めたことになる。
・警察署から身柄が検察庁に送致される場面を警察署はメディアに対するサービスとして提供する。
本来、カメラ撮影を遮断するべき場面であるが、裁量的な判断により映像が撮影できる状況を提供するのである。
押尾学氏の姿がよい例である。
・起訴された刑事事件の99%が有罪とされる日本の裁判制度は異常である。
被告が否認しているケースでの有罪率はイギリスなどの場合50%程度であるが、日本ではやはり99%なのである。
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