販促とは販売促進の略語であるが、竹内氏は販促テクニックなどというものは、 そもそもが「簡単」で「わかりやすく」て「スピーディー」でなくてはいけないと言っている。 つまり、バカバカしいぐらい基本的なことになるのだが、実は、全くできていない人の方が多いため、効果があるということだろう。
　 ４０のワザのうち主なものを御紹介しておこう。
・「電話番号を大きく載せなさい」
販促チラシにしても、営業資料にしても、問い合わせ先の電話番号を探すのに案外苦労するものである。 来店型の場合には、お店の地図を大きく載せるということになるのだが、これも案外出来ていないものである。
・「ファックス注文の事例を載せなさい」
注文用紙の書き方が案外複雑でわかりにくい会社か多いことは、常々感じていたことである。
・「すぐにお客様の感想を載せなさい」
これは広告を情報に変えてしまえということである。特に日本の様に自分で意思決定できない人が多い国において有効であろう。
・「イベントはこじつけから考えなさい」
物を売る時にイベントは非常に重要である。1年を通じて最も販促効果の高いのは、次の六つのイベントである。
・母の日・父の日・敬老の日・クリスマス・バレンタインデー・ホワイトデー
・「○○専用で絞り込みなさい」
従来の商品に少し手を加えて「専用商品」にして販売してみることもよい。