世の中には「お金を稼げる人」と「お金を稼げない人」にはっきり分かれる。
稼げる人に共通した思考法について記したのが本書の内容である。
その内容の一部を要約して御紹介しておこう。
◆渋滞にはまるとずっとその道路で待ち続ける人とすぐに脇道に入って近道を探す人では稼ぐセンスのあるのはどちらか?
<結論> 脇道に入って近道を探す人の方がリスクを恐れずチャレンジするため稼ぐセンスがある。
私も状況に応じてすぐに対応していくことは非常に重要であると思う。
◆机の中を整理整頓している上司と机の中が整理整頓できていない上司では稼ぐセンスのあるのはどちらか?
<結論> 整理整頓している上司の方が周囲にいい影響を与える考え方を取り入れているので稼ぐセンスがある。
私も書類整理能力のある人は、仕事が早く正確であるという意見を持っている。
◆銀座の一等地に種類の豊富な洋菓子店をオープンする経営者とロールケーキ専門店をオープンする経営者では稼ぐセンスがあるのはどちらか?
<結論> ロールケーキ専門店の方がリスクを負って勝負をかけているので稼ぐセンスがある。
私も商品の絞り込みは、中小企業の戦略としては非常に重要であると考えている。
革製品の店ではなく、ショルダーバックの店を、また中料理店ではなくラーメン専門店をいう様に絞り込むべきである。
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