中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
三宅卓「会社譲渡のことがわかる本」(あさ出版) 2011年3月3日(木)
<その1> 本書の中のパート3「売れる会社」と「売れに くい会社」が面白いので、その部分を要約して 御紹介しておきたい。 買い手の立場で考えれば、「買っても良い会社」・「買ってはいけない会社」 はどういうものかということになろう。 ◆「買っても良い会社」とは・・・ @ まずは売り手が同業種の場合である。 シェア拡大や他の地域への進出が買収の目 的のため赤字でもOKとなるのである。 A 次は特徴を持っていることである。 製造ノウハウ、商品力、ネットワークなどに特 徴があれば、新規参入する時にメリットが多 い。 B 最後はやはり業績が右肩上がりの会社とな る。 現状が赤字か黒字ではなく、これからがどう なるかである。
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