|
私も著者の土井氏と全く同じ意見を持っている。つまり、３０才までに職業的に自立できない人は、
その後も職業人としては成功しないという考えである。（これは経験的に言ってまず間違いない）
裏を返せば、２０代でいかにがんばれるかということになる。
１０代で勉強をあまりがんばらなくて、一流と称される大学に入れなくても、２０代では取り返しがつくとも言える。
１０代で受験勉強を一生懸命やらなくても問題ないと思うが、読書グセだけはつけておかないと２０代での飛躍は難しいであろう。
２０代が大事であるという意味は、大学卒業後最初に入った会社がどういう会社かとも関係してくると思う。
業績の悪い会社や将来倒産してしまった様な会社であると、仕事のやり方に本当に悪いクセがついてしまっているケースが多い。
私は反面教師という言葉は、現実の社会では存在しえないのではないかと考えている。
私は２０代で自分を磨くために大事なことは２つあると考えている。
ひとつは専門性を身につけること。もうひとつは人脈を築くことである。
前者の専門性とは関係法規の理解を含めて体系的にきちんとわかっていることを意味する。
後者の人脈とは上昇指向を持った人達とのおつきあいを意味する。
|