<その2>
◆ミュージション(著者の鈴木氏が作った音楽マンションのこと)に住む人達は、周辺相場よりも1.3倍ほど高い家賃を支払っています。
音楽とともに暮らすことで得られる精神的な充足感が大きいからでしょう。
要するにミストサウナや床暖房があるとか、近くにコンビニがあることとは次元が異なるということであろう。
◆スタジオ代にかかるコストや個人用防音室の価格との比較により、音楽マンションの家賃が安いと感じる人が意外に多いのです。
◆音楽マンションの価値を追求して増える経費は5%〜10%程度です。 経費が5%〜10%増加しても、収益である家賃が30%増であれば経営上メリットありということである。
◆暗騒音を利用して遮音性を高めているミュージションは、逆に言えば非常に静かな場所に建てることは困難です。 暗騒音さえあれば日当たりが悪くても駅から多少遠くてもOKです。
◆音楽マンションの入居者を募集する時は、一般的な不動産の賃貸物件とは別の切り口が必要となる。
要するに価格競争に巻き込まれれないためには、自社のホームページから入居につなげなければならないということである。
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