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 石原結實「男が病気にならない生き方」(WAVE出版)
2011530日(月)

 

 

  この本の主張を一言で言えば、下半身を鍛えるだけで男は病気にならない。ということになる。 下半身を鍛えるとは、太ももとおしりの筋肉を強化することを意味するが、そうなると体温が上がり基礎代謝がアップしてくるのである。
  以下、本書の中より興味深い主張を要約して御紹介しておこう。
◆筋肉の力を戻すのに年齢は関係ない。筋肉を鍛えれば鍛えるほど、人間は病気とは無縁となっていく。
◆疲れているときこそ体を動かすべきなのである。体を動かして筋肉を使い、食べ過ぎないように気をつけて、湯船につかって寝る。 この方が疲れからの回復は早くなる。
◆病気や不調を防ぐには、体温を上げて血流をよくすることが一番の方法である。
◆漢方医学ではうつ病も「冷え」の病気と考える。心の病気にかかっている患者の多くが、低体温であることがわかっているからである。
◆平熱とは午前四時に測った体温をいう。体温36.5度が健康体、免疫力が旺盛であり、35度ではガン細胞が最も増殖する温度となる。


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