中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
船瀬俊介「巨大地震が原発を襲う」(地湧社) 2011年6月7日(火)
<その4> ◆1960年当時、まず政府は、原発建設に先立ち、原発で事故が起きた際の損害賠償業務を世界最大の保険会社である英国のロイズ社に依頼した。 ところが、ロイズ社は即刻この申し出を拒絶。国家予算の2倍以上の事故損害額を支払えるわけがないのである。 ◆原発のコスト計算の中には含まれていないコストがあります。(A)高レベル放射性廃棄物の処理費用(B)寿命の尽きた原子炉解体の経費などが含まれていません。 ◆原子力をやればやるほど日本の電気料金は高くなって、今では世界で一番高い電気料金を払っている。それは、日本があまりにも原子力に依存しすぎるからです。 ◆原子力の正体は石油エネルギーがウランエネルギーに転換し、それが電力に替わっていたにすぎない。 つまり、石油を直接電力転換するか、石油を使ってウランを電力に転換するのかの選択の問題になります。
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