中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
佐藤優「人たらしの流儀」(PHP研究所) 2011年7月14日(木)
<その3> ◆「危機に直面したときに、総司令官は動いてはならないという原則がある。」 これは菅直人首相の震災後の対応について書かれたくだりである。 この佐藤氏の主張も全くいただけない。危機であればこそ、トップが直接現場に出向き情報を分析して、指令を出す必要性がある。 問題なのは一国のトップが原発などの国家にとって重要な問題について、きちんとした見識を持っていないことである。 あるいは、その見識を深めるためのブレインを持っていないことである。だから、正しい指令が出せないのである。 前段の文章が長くなったが、最後に本書の中で一点だけインパクトのある箇所を要約して御紹介していきたい。 ◆インテリジェンスを仮りに情報とすると、インフォメーションは情報資料となります。 また、インテレクチャルを仮りに教育で教える知識とすると、インテリジェンスは生き残りの知恵です。
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