<その4>
◆山本七平さんは「空気」という言葉を使いました。
「空気」とはその場の雰囲気のことですが、日本では原理原則によって意思決定がなされたり、企業の行動が決まったりするのではなく、
そのとき、その場の空気によって全てが決定されていく。(橋爪氏)
◆NHKも大新聞社も表面だけは公募ですが、実情はコネ採用です。
これでよく公正な報道と言えるかと思う。 日本の戦後の繁栄を築いた健全な能力競争制、優秀成績者抜擢原則が内側から崩れて、
経営者と従業員がグルになったどうしようもない大組織になってしまっている。(副島氏)
◆日本の国にとって田中角栄という偉大な国民政治家がどれほど重要であるかを、小室直樹という学者が国民に説明した。
「ロッキード事件が作ってしまった新たな規範とは何か。 それは行政権力と司法権力の野合である。こうなったらデモクラシーは終わりである。」
小沢一郎が全く同じ仕掛けで検察庁から違法の攻撃を受けている。
200人もの若い政治家を育てた小沢一郎というすばらしい政治家をアメリカべったりの日本の保守勢力が今もいじめている。(副島氏)
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