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 古長谷稔「放射能で首都圏消滅」(三五館)
201188日(月)

 

 

<その2>
◆放射線被ばくには外部被ばくと内部被ばくがあります。
よりダメージが大きいのは内部被ばくです。
呼吸や汚染された水や食べ物を取り入れることで体内に入った放射能は、体の内側から人体を攻撃するのでとてもやっかいです。
外部被ばくは体の表面や離れたところからの放射線による被ばくです。
◆地震学者は地震がまだよくわからないものだということをよくわかっている。
しかし、原発関係者は地震のことはすべてわかっているような論理で安全性を主張する。 それがおかしい。
血のしたたるような生きた地震は起こってみなければどんなものかわからない。(石橋克彦教授)
◆日本全体で原発を全部止めても、その影響は微々たるものです。
たとえば、2004年の真夏に東京電力がすべての原発を停止しましたが、停電は起こりませんでした。
◆直下から巨大地震が襲うと政府が発表している場所で、原発が運転しているのは世界で唯一浜岡原発だけ。
切り抜けた経験がないのに「絶対安全」と言い切って原発の運転を続けるのは、リスクが余りにも大き過ぎます。


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