<その1>
2012年が日本の復興元年になる。 だが、問題はその後、つまり2013年からがどうも危ないと副島氏は考えている。
本のタイトルは復活するとなっているが、本の内容は違う。
以下、本書より副島氏の主張を要約して御紹介していきたい。
◆2013年からはインフレの恐ろしさが急激に出てくるだろう。
あまりに日銀が資金を民間銀行に過剰に出し過ぎたその行動が日本経済に襲いかかってくる。
◆その翌年の2014年からは預金封鎖(金融統制)の問題が出てくるだろう。
つまり、「銀行預金の引き出し制限」と「新札切り替え」が行われる。
「新札切り替え」とは今の一万円札が千円札になる事。つまり10分の1のデノミネーションが起きる可能性があるだろう。
◆アメリカでは100分の1のデノミネーションが起きる可能性がある。 そして日本もアメリカもその国債が暴落してしまうだろう。
◆その原因はお札の刷り過ぎと国債の発行のし過ぎである。
◆今の不景気(デフレ不況)が終わることはない。
デフレ不況のままインフレになるという奇妙な状態が続く。
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