<その5>
◆小沢はどこかチャーチル(イギリスの首相)に似ている。
チャーチルは一度政権を手放した後、76才で返り咲いた。
小沢もそうだが70歳近くなるともう自分の利益を考えて政治をやる年ではない。
裁判闘争を終えた時、小沢はどんな言葉を国民に語りかけるか。
必ず歴史に残る一言になると思う。
◆小沢発言「マスコミは日本人の悪いところの典型なんだ。国家の危機を経験してきた欧米人は、危機のときだからこそ強いリーダーを選ぶ。
第2次大戦前のイギリスはチェンバレンという首相がいてヒトラーと妥協して「チェンバレンの平和」と言われたんだな。それが結局はヒトラーの勢力を増大させてしまった。
そのときにイギリス人は最も批判の多かったチャーチルを首相に選んでチェンバレンを降ろした。
危機だからこそ変えた。
危機じゃなかったらチャーチルは総理にはならなかった。
発想が違うんだよ。ゆでガエルみたいな日本人とな。」
◆石川発言「でも先生の言う通りにやっぱり大連立しておけばよかったと書く報道機関が最近になって多くなった気がします。」
◆小沢発言「いい加減だからな。マスコミが時代遅れなんだよ。マスコミがダメだから日本がおかしくなっている。もっと合理的に、論理的に、先見性をもったオピニオンリーダーじゃなくちゃダメなんだよ、マスコミは。逆だもん、官僚と一緒になって足引っ張っているだけ。そして意見を封鎖している。」
|