著者小宮氏は、マスメディアのインタビュー記事などを読んでいると非常に面白く感じることが多いのだが、正直言って単行本化したものは今ひとつである。
そういう中でもインパクトのある箇所を要約して御紹介していきたい。
◆セミナーを聞きに来た若い人には、新聞記事から気になった記事を書き留めることをすすめています。「一歩踏み出す」習慣をつけてもらいたいからです。
◆利益を出すために仕事をするのと、利益が出るくらい良い仕事をするのでは、考え方が180度違います。つまり、仕事が「手段」なのか、仕事が「目的」なのかということです。
◆どんな仕事でも、本質をつかもうとして取り組んでいる人間と、目の前の仕事を流すだけの人では、その後の伸びが違ってくるのです。
◆思い入れと思いこみは全く違う。思いこみは捨てて、つねに世の中の視点で見ることが大切です。
◆大事なのは、素直さと勉強です。この二つを身につけるのは簡単そうに見えてなかなかむずかしい。単純そうに見えて、深いものです。
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