＜その２＞
◆「この大震災が起きる前に、想定していた自然災害の規模が世界有数の地震国日本としてはあまりにもお粗末だったという問題はある。 しかし、それは地震が起きてしまってからあれこれ批判しても始まらない。」
これこそ典型的な暴論である。
過去の三陸沖の津波は最高で４０ｍ近くまでいっている。最低でもこの４０mを想定し対応を考えるべきだったのである。
増田氏はリスクヘッジという概念が頭の中に全くないようである。

◆２０１０年の国勢調査で最盛期の１９５０年には１８５万を数えたデトロイトの人口が７７万に減少し、過去１００年間で最少になった。

◆やわらかく耕しやすい土地だけでなく、豊かな雨の恵みもまた諸刃の剣だ。 つまり、日本の川はちょっとでも油断すると、たちまち氾濫する。
「日本には川はない。あるのは比較的傾斜の緩やかな滝だけだ。」というのが海外の土木技師の主張である。