中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
広瀬 隆、明石昇二郎「原発の闇を暴く」(集英社新書) 2011年9月12日(月)
<その1> 反原発の立場より、闘ってきた2人の対論であるが、相当インパクトのある内容になっている。 以下、特にインパクトがあると思われる部分を要約して御紹介していきたい。 ◆原子力安全・保安院の西山英彦審議官はチェルノブイリの事故では29人しか死者が出ていないと発言している。 しかし実際は100万人近くが死亡している。また、健康被害者は700万人に達している。 ◆東電のウソの会見の責任を追及しようとしたジャーナリストの上杉隆氏は、レギュラー番組を降ろされてしまった。 ◆日本はこれだけ天災を受ける国でありながら、災害救隊というものがない。自衛隊を全部改組して、災害救助隊にすべきである。 ◆海水を注入すると塩の悪影響があるからと真水に戻させたのもアメリカのアドバイスだったし、 水素爆発を防ぐために窒素の投入を強く要請したのもアメリカである。
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