中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
小室直樹「日本いまだ近代国家に非らず」(ビジネス社) 2011年10月11日(火)
<その5> ◆ほんの少しでも不完全なところがあったら、検事の負け。被告の勝ち。無罪。 この意味で刑事裁判とは、検事の裁判であり被告の裁判ではない。 要するに裁かれるのは、検事であって、被告ではない。 ◆ロッキード角栄裁判は、憲法違反の物的証拠なき、違法で信頼が置けない自白しか証拠のない暗黒裁判である。 ◆明文の規定もないのに外国の裁判所に尋問を嘱託するなんて違法。そこで得られた自白は信用できない。 ◆警察が「怪しい奴だ」ということで200人捕まえたとします。 そしてそれを検察庁に送検します。 そうすると検察庁ではだいたい半分の100人ぐらいを起訴します。 そして裁判所によって有罪となるのは99人ほどです。 つまり日本では有罪率は99%となりますが、アメリカでは70%ほどに下がります。
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