中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
週刊金曜日編「三菱重工の正体」(週刊金曜日) 2011年11月29日(火)
<その4> ◆戦争は軍部が主導したとしても、三菱重工は戦時中、兵器の3分の1以上を生産したわけですから、戦争責任はある。 ◆兵器生産の中でも、ミサイルに注力しようとしている。 防衛費は、ここ20年ほど約5兆円で、1兆円ぐらいが兵器生産。 3割ぐらいが三菱の収益となっているわけです。 ◆同じ財閥系でも三井ならば、戦前から多少なりとも、平和産業に近い事業をやっていた実態があるが、 三菱は戦前から重化学工業に基盤を置き、戦後に成長できたことが企業体質の転換を困難にしている。 ◆主要製品の主な販売先が企業や公的な機関という上場企業なら他にもたくさんある。 重工の問題は三菱グループでの取引が大きな割合を占めていることだ。 ◆三菱重工の技術的な欠陥による不祥事は繰り返し発覚しているうえ、同社から独立した三菱自動車でも欠陥による死亡事故が起きている。 グループ全体の企業体質に問題があるのは間違いない。
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