中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
税理士 都築巌「税理士事務所経営の極意」(清文社) 2011年12月1日(木)
<その2> ◆「職員5名抱える知り合いの税理士は、給与の支払いが出来ないので、短期で借入れを起こす予定なんです。と述べている。また別の20年以上のベテラン税理士は、ほとんど自分の財産を食いつぶした。と述べている。」というくだりがある。 経済社会は需要と供給ですべてが決まる。戦後の日本は法人数の増加率よりも税理士の増加率の方が上回ってしまったのである。よって、税理士事務所の経営は厳しくなるのはある意味当然なのである。 ◆「専門家の判断に妥協はありません。こうだと考えれば、最後までこうだとやり抜く気持ちが大切ですから、絶対にぶれないということを念頭に業務を遂行することが専門家としての在り方であると思っています。」というくだりがある。 私もぶれないという姿勢は大事なことだと考えるが、もっと重要なことは、顧問先を指導・説得する力だと思う。1人よがりでは意味がない。 言換えすればビジネスとは結果責任なのである。
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