<その2>
◆東京電力や、ある時期までは日本の核武装を密かに目指していたと言われる「電気事業連合会」と言った財界のロビー団体が、マスコミを巨額の広告費で「骨抜き」にしたことにより、安全神話は助長された。
果ては、原子力に関わる技術者たちまでもが、原子力エネルギーが本来は核兵器開発の副産物だという根本を忘れてしまった。
◆「猿の惑星」という映画の原作者は、戦時中に日本軍の捕虜となったという経験を持った人物である。
そのためこの映画の猿は欧米人から見た日本人のことを意味している、と映画関係者の間では考えられている。
またこの映画は被爆してもなお核を崇拝する愚かな人類を比喩的に描いていると解釈されているのである。
◆米財界と戦略国際問題研究所、そして日本経団連は復興プロジェクトを行なうため、数十人規模のタスクフォース(特別に編成されたチーム)を立ち上げている。このタスクフォースが日本を管理していく。そういう「日本再占領」がすでに始まっている。
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