中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
米山公啓「できる人の脳が冴える30の習慣」(中経出版) 2011年12月21日(水)
<その1> 30の習慣のうち興味を引かれたものをいくつか御紹介しておこう。 ◆「お釣りが出ないように支払えば、脳が活性化する」 この程度のことは誰でもやっていることの様に思えるがそうでもないのだろうか。 ◆「仕事ができるかどうかは動機付けで決まる。脳科学の視点からすれば、いわゆる頭がいいとか天才的ということは関係がないのです。もっとも重要なことは『動機』です。」 要するに行動に移せないときは、動機を再確認してみるということだが、これも実感できることである。 ◆「仕事は8割できたらやめて帰る」 全部をやってしまうと達成感があるが、翌日ほかのことをゼロからスタートしなければならないとなると意欲を出すのに時間がかかってしまう、というのが著者の主張である。 職場に出て来てからエンジンをかけようとするから、ゼロからのスタートに効率の悪さが生じるのである。むしろ朝起きた時からエンジンをかけるクセを付けるべきであると思う。
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