<その1>
「脱アメリカ」だけが日本を救うというサブタイトルがついた本で森田氏の遺書という位置付けである。
以下本書よりインパクトのある箇所を要約して紹介していこう。
◆国の中心となるべき指導層の劣化が著しい。政府は無能であり、政治家は小物ばかりになってマスメディアに阿り、国会は機能を停止し、経営者団体の指導者は自分の会社の利益だけを追求し、学者はフリードマン流の新自由主義の手先となり自分の頭で考えなくなっている。官僚は国家を担っているという自覚を失い保身に走っている。
◆小選挙区制はマスコミの政治に対する影響力を強める結果をもたらした。第一党も第二党も同じような主張だから、マスコミのさじ加減一つで選挙結果が左右されるようになったからだ。
◆日本国民は断乎たる決意を持ってTPP反対抵抗運動を続けるべきだ。そしてアメリカが日本を見捨てた時日本は平和的にアメリカから独立することができる。TPP反対運動は日本の独立運動なのだ。
◆「被災地に自衛隊、警察、消防はいるが政治は無い」−これが被災地の共通の感想である。
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